幸せは大きさではなく、頻度によって測られると思います。
短期的な瞬間ではなく、日常の小さな喜びや満足感の多さから幸せは生まれるものです。頻繁に幸せな瞬間を経験することができれば、ストレスや不安を軽減する助けにもなり、人生全体として幸せで充実したものとなると思います。
特に最近、高齢者の孤独・孤独感が社会的な問題として注目されています。新型コロナウイルスの影響で、対面の交流が減少し、孤独・孤立感を感じる高齢者が増加しています。孤独・孤立は心身に悪影響を及ぼし、うつ病や健康悪化のリスクを高めることが指摘されています。
このような背景を踏まえ、私たちはご利用者様が幸せを感じる機会をより多く提供したいと考えています。
幸せの定義は人それぞれ異なりますが、一般に人が「楽しい」「嬉しい」「面白い」と感じる瞬間は、好きなことをしているとき、成果や達成感を得たとき、素晴らしい体験をしたとき、笑いを共有したとき、愛情や友情を感じたときなどです。また、それぞれのご利用者様がどのような状況や経験から幸せを感じるのかを知り、関わることもとても大切です。
ご利用者様が保険外の訪問看護ホームモアをご利用される用途には「通院のお付き添い」「医療処置」「外出のお付き添い」と様々ですが、これらの活動を通じて、ご利用者様と心のつながりを深め、良い生活の質と幸福感を感じていただける機会となるよう、私たちは誠心誠意アプローチしていきます。
ご利用者様が孤独・孤立を感じにくい環境を整えることが、私たちの使命でもあります。
日常の中で幸せを頻回に感じることができるよう、引き続き看護を続けてまいります。
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