どこにもない、新しい訪問看護 <ホームモア>

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心理学から考える「言葉以上のコミュニケーション」とホームモアの訪問看護

私たちは日々、言葉を通じて相手とコミュニケーションを取っています。しかし、実際に人が他者から情報を受け取る際、言葉だけが全てではありません。

心理学における「7・38・55ルール」によると、人は言語(言葉そのもの)からわずか7%聴覚(声のトーンや話し方)から38%、そして視覚(表情や態度)から55%の情報を受け取っているといわれています。つまり、人は言葉以上に「声色」「表情」「仕草」から相手を感じ取り、理解しているのです。

この「非言語コミュニケーション」は、看護・介護において非常に大きな意味を持ちます。なぜならば、ご利用者様やご家族の心身の状態を把握し、安心感を提供するためには、言葉だけでは不十分であり、寧ろトラブルにも繋がりかねません。
ホームモアの訪問看護が果たす役割と、その必要性について考えてみたいと思います。

1.言葉にできない「異変」に気づく力

ご利用者様は、体調の変化や不安を必ずしも「言葉」で伝えられるわけではありません。特に高齢者や認知症の方、体力が低下している方は、ご自身の異変を適切に表現することが難しいことがあります。

私たち訪問看護師は、日常的にご利用者様のもとを訪れ、表情や仕草、声のトーン、動き方など、非言語のサインを注意深く観察します。
観察により「小さな異変」に気づくことで、体調悪化の予兆を見逃さず、早期対応が可能になります。実際に軽いむくみや咳などの小さなサインを察知し、医師と連携することで肺炎や心不全の重症化を防ぐケースもありました。

2.「安心」をつくるコミュニケーションの力

訪問看護では、看護師がご利用者様やご家族と直接顔を合わせてケアを行います。この「対面のコミュニケーション」は、単に健康状態を観察するだけでなく、心理的な安心感を生み出す重要な機会でもあります。
言葉以上に「声のトーン」や「笑顔」、「優しい仕草」が、ご利用者様の心に届くのです。
特に在宅療養では、ご利用者様が不安や孤独を感じやすい環境にあります。そのため、看護師が言葉以上の温かい態度で接することが、ご利用者様の心の支えとなり、安心感や信頼関係を築く鍵になります。

3.ご家族様へのサポートと気づき

訪問看護はご利用者様だけでなく、そのご家族様にも大きな役割を果たします。ご家族様は日々のケアの中で疲弊したり、不安を抱えたりしていることが多いものです。
看護師は、ご家族様の表情や声色からその疲労や悩みを察知し、サポートが必要であることに気づくことがあります。
こうした気づきと対応によって、ご家族様の負担感を軽減し、在宅療養を支える大きな力となります。

4.「人の手」によるケアの価値

医療技術が進化し、オンライン診療やAIによる健康管理が注目されていますが、訪問看護のような「人の手」によるケアの価値は、今後さらに高まっていくと思います。
非言語的なサインを察知し、ご利用者様やご家族様に寄り添う看護師の存在は、どんな高度な技術でも代替することはできないと自負しております。
「言葉だけでは伝えきれない」ことに気づき、そこに向き合えるのが、訪問看護の強みです。

7・38・55ルールが示すように、私たちが他者から受け取る情報の大半は、非言語コミュニケーションに依存しています。訪問看護は、言葉だけでなく、表情や態度、声のトーンといったすべての要素を使い、ご利用者様やご家族様と深く向き合います。

病気や療養生活において、ご利用者様が安心して過ごせる環境を作ること。それは、看護師が「人としての温かさ」を伝え、日々のケアを通じて信頼関係を築くことにほかなりません。

訪問看護は、単なる医療提供にとどまらず、「人が人を支える」大切な存在です。言葉以上のコミュニケーションを大切にしながら、これからも多くのご利用者様とご家族様に寄り添い、安心と笑顔を届けていきたいと思います。

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