私の思い。私の願い。
私の子供の頃からの精神的教師は大好きな祖母でした。茶道家である祖母は、私に茶を点てながら茶道とは「日本伝統のおもてなしの精神」であり、それは「相手への敬意を持ち、心を働かせて、精一杯手を尽くすこと」であると教えてくれました。
私が看護師になろうと思ったきっかけは、そんな祖母のすすめがあったからです。そして、高校生になった私は地下鉄で倒れ苦しんでいる人を何回か見ましたが、何をどうすれば良いのかわからず、ただ見ているだけの自分に悔しい思いをしました。
そんな時に祖母の言葉を思い起こし、人の役に立てる技術を持つ人になりたいと決心し救急看護師になりました。しかし、看護師になっていくつかの病院で現場を経験するにつれ、少しずつ疑問が大きくなってきました。患者様やご家族様のお声をいお聞きしていると、その疑問は確信になりました。
病院の主役は医療者ではなく、患者様であるべきです。しかし、現実は患者様は信じて任せるしかない立場です。看護学校で学んだ「全人的ケア」など現在の医療システムではなかなかできません。
要介護状態になることをできる限り防ぐことや、病気になった原因を探りもっと幅広い視点から治療に携わり、患者様やご家族の日常の問題や悩みを精一杯手をつくし一緒になって解決していけないか。
私がめざした看護とは、主人公である患者様にいちばん近くで付き添い患者様の日常の幸福度が少しでも上がるお手伝いをすることだったからです。
そんな時期に出会ったのがマザーテレサの言葉です。「心で思っているだけでは意味がない。行動しなければ何もしないことと同じです」。私は心の中に強い衝撃を受け、勇気づけられました。
その日から2年間の準備を重ね、患者さんが主役である「全人的ナーシングケア」を目標とする訪問看護師ネットワークを立ち上げました。
祖母から受け継いだ「心を働かせて精一杯尽くす」精神と、看護学校で教えられた「全人的ケア」の精神でより患者様のお役に立てることこそ、私の夢なのです。世界にも類のない歴史上初めての超高齢化社会を迎え、病気で不自由している方が急増している今だからこそ、いままでのマニュアルにはない、いままでのマニュアルを超えていく看護本来の「全人的ナーシング」を先がけとなってご提供致します。
代表取締役 道見百恵
会社理念
- 私たちは、高い専門知識と専門技術によるどこにもない「全人的ナーシング」ケアを提供し、日本の在宅医療文化の発展と拡大に貢献します。
- 私たちは、前例のない超高齢化社会だからこそ、前例のない多角的看護活動を展開して、ご利用者様の日常の幸福度を高めることを目標とします。
- 私たちは、ご利用者様が社会と接触し社会と繋がっていくための外出を重要視し、全力でサポートします。ご利用者様に自分らしく日々笑顔でもっと輝いていただくことを私たちの喜びとします。
全人的ナーシングとは
「痛み」とは、とても複雑で、身体的な苦痛のみで捉えるのではなく、精神的苦痛、社会的苦痛、そしてスピリチュアルペインという4つの側面から全人的苦痛として捉える必要があります。
例えば、身体的苦痛を投薬などの治療で抑えることはできても、“人生の意味への問い”という実存的な苦悩を取り除くことは、難しいと言われています。
ホームモアでは、4側面から全人的苦痛を汲み取り、利用者様の全体を捉えて関わる「全人的な理解を持った看護」を行うことで利用者さまに、自分らしく、日々笑顔でもっと輝いていただけるようにサポート致します。
会社情報
会社名 | 株式会社Home more |
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住所 | 〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-2−2丸の内二重橋ビル2階 |
電話番号 | 0120-059-855 |
営業時間 |
電話でのお問い合わせ・ご相談9:00~18:00 ※メールでのお問い合せ・ご相談は24時間承っております。 |
代表者 | 道見百恵(看護管理者) |
提携病院・メディカルアドバイザー
小川 聡 氏
循環器•心臓病学を統括する日本最大の医学会の日本循環器学会、日本心臓病学会の理事長として、2万人を超す循環器専門医の頂点で、長きに亘り我が国の心臓病診療の発展に貢献してきました。中でも突然死の原因となる不整脈の領域では、多くの診療ガイドライン策定や新薬の開発に関わってきました。さらには、日本循環器学会の冠動脈血行再建術協議会議長として、カテーテルによる冠動脈形成術と冠動脈バイパス術の選択に関する基準策定の取りまとめ役も務めました。これらの功績に対して、平成24年9月に日本心臓病学会栄誉賞を授与されました。